妊娠しやすい体の環境を整えるために気をつけたいこと

妊娠に欠かせない要素は3つあります。

卵子、精子、それとタイミングです。これらがすべてベストな状態であれば妊娠する可能性が高くなります。特に卵子と精子について、どうしたらベストな状態を保てるのでしょうか。まず、卵子から見てみましょう。

言うまでもなく卵子の管理は女性がすることになります。例えば野菜を育てるには水、温度、光の適切な管理が必要となるように、健全な卵子を育むには体全体の調子を整えることが必要です。中でも体温管理がとりわけ重要で、体を冷やさないように保つようにします。

最近では夏場のエアコンによる冷え性を抱える女性も多くなってきています。体温が低いと血流が悪くなり、臓器の働きが悪くなります。特に卵巣や子宮は妊娠にとって欠かせない重要な器官ですが、血流が悪いとうまく働きません。

これは女性の性の周期を司る女性ホルモンが血液に乗って伝達されることに起因しています。また体温管理と同じくらい重要なのがストレスの管理です。私たちは日常的に様々なストレスにさらされています。筋肉を硬直させ血管を収縮させるストレスは、体のホルモンバランスを崩します。妊娠のメカニズムはこのホルモンによって制御されているのです。

脳の視床下部から分泌される性腺刺激ホルモンを出発点として卵胞ホルモン、黄体ホルモンがそれぞれ的確なタイミングで分泌されて各器官に指令を出し、妊娠の準備をしていきます。上手にストレスを解消するようにしましょう。

最後に規則正しいバランスの取れた食生活と十分な睡眠です。この二つは卵子を育むための土壌となる体そのものを整えます。一度にすべてを改善することは大変ですからできる範囲で一つずつ取り組んでいきましょう。

一方、男性が管理する精子についても女性と同様のケアが必要です。体調管理、とりわけ喫煙習慣のある人は禁煙するのが望ましいと言われています。喫煙は精子の数や運動量を減らすという報告があります。

妊娠を望んでから1年ほど経ってもまだ妊娠できない場合などは思い切って禁煙する事をお勧めします。